設営103日目
プロローグ
ある日の事、お友達のOさんから、
「やっすいキャンプ場があるんだけど、行ってみない?」
とLINEが入った。
聞いたところによると、“清和県民の森キャンプ場”という千葉県が管理するキャンプ場で、キャンプサイトがなんと600円/1泊からなんだとか!
安い!
よし行こう!
すぐ行こう!
ってか、1泊600円とか、もうタダみたいなもんっじゃん!
タダで良くね?
そう考えると高い気がしてきた!
600円高いゾ!ワンコインにしろ!
(ヾノ・∀・`)ムリムリ
と、そんな話し合いがあったとか無かったとかで話は決まり、参加メンバーを募ると、Oさんとプラムの他、Mさん、そして師匠が手を挙げてくれた。
キャンプ開催日が近づくと天気は微妙に・・・

はいはい、
いつものパターンね( *´艸`)

雨男みたいな言い方ヤメロ( ゚Д゚)
1日目の夕方から雨予報で、翌日は晴れの予報・・・
LINEのやり取りではちょっと悩んだフリをしていたが、私はワンポールテントを実戦投入してみたかったのと、夕方から夜の雨なら、別に大丈夫じゃね?と思って行く気満々だったりした。

カマトトぶったのかよ!

昭和かよ!
カマトトって、
久しぶりに聞いたゾ!
そんな天気予報は開催日直前までコロコロと変化した事もあり、師匠がまさかの辞退宣言( ゚Д゚)

冷たい雨にうたれると、
傷口が痛むから、今回は自体するよ・・・
との事。
傷口?
そうそう、師匠、少し前にお怪我をされちゃっていて、この時は本調子じゃなかったんですよね。
本調子じゃないのでは仕方が無い。
こんなご時世だし、雨に当たって風邪ひいたり、傷口がうずいちゃったりしたら可哀そうですからね。
ところで・・・

雨にヒヨってるヤツいる?

いねぇ~よなぁ( ゚Д゚)ノ

トーマンかよ!
なんてやりとりが、あったとか無かったとか!(アリマセンでした)
そんなこんなで参加人数は3人となり、今回はOさんとMさんは車で行くとの事だったので、お気楽な現地集合現地解散のプランで行くことに。

ってか、
車で行くとか、
皆ヒヨってんじゃねぇーか( ゚Д゚)ノ
一人旅は自由だ!

現地集合現地解散という事は、必然的にキャンプ場までの旅は一人!
好きな時間に出て、
好きな場所に立ち止まり、
好きな所で写真を撮る!
そして好きな時に帰る(*´艸`*)

帰るの早えぇよ!
実に気楽だ(*´艸`*)

強がってんじゃねぇよ!
そんな自由を謳歌する今回のキャンプツーリングのテーマはトンネルだ!

キャンプじゃねぇのかよ!
広大な土地を持て余している(笑)房総半島には、開拓が進んでいない場所が結構沢山ある。

持て余してるとか、
開拓が進んでないとか言うな!

オマエ、
千葉出禁になるゾ( ゚Д゚)ノ
そのため、未だに素掘り状態で放置されているトンネルが数多く存在するのである。

ガチで開拓進んでないのか( ゚Д゚)
今回は、そんな素掘りのトンネルの中から良い感じのトンネル2ヶ所に立ち寄ってからキャンプ場に行くことにした。
とりあえずアクアラインを使って千葉県入りし、“道の駅 木更津うまくたの里”で休憩した。

ここの道の駅は、ピーナッツ関連の商品が豊富で、粗びきのピーナッツクリームを自分で作る事もできるのだ!
まぁ、キャンプに自家製ピーナッツクリームを持参したりなどしないので、ここの道の駅に立ち寄ったのは、水分補給と休憩のためだけだ!
では、隧道(トンネルの事)巡りに行ってみよう!
まずは、千葉県の誇る景勝地である養老渓谷を快走し、向谷・共栄トンネルに向かってみた。
!!!!!

何だコレ( ゚Д゚)

緑の照明に照らされたトンネルの天井が吹き抜けになっており、天井の上に床面が( ゚Д゚)!
と、トンネルなのに二階建て!
しかも、二階部分のトンネルへの行き方がわからない( ゚Д゚)
てか、あそこ(二階部分)に行ったら絶対危ないよね?

下はこの世の人専用、
上はあの世の人専用かもしれないな!

ヤバイ言い方するな( ゚Д゚)ノ
こんな感じのトンネルをそのままにしているところがミステリーの宝庫チーバの良い所ですよね(*´艸`*)
ちなみにココは駐停車禁止なので、バイクを停めて写真を撮るとかしないように!

ルール違反!
ダメ、絶対!
向山・共栄トンネルを出た後は、県内最大級のダムを持つ亀山湖に向かいます。

とりあえず県内最大級のダムを見学しておけば、千葉県を制した気分になれるんじゃないかな?
まぁ、県内最大級と言っても、そこは高い山が無いチーバですから、堤体の高さは34.5mと控えめです(*´艸`*)
しかし、周囲に大きな建物が無いので結構立派に見えますよ!

亀山湖は、湖を跨ぐようにかけられた赤い橋が特徴的で、紅葉の時期にはとても映える写真が撮れそうです。
さて、亀山ダムを後にして、奥米隧道に向かいます。
奥米隧道は、結構寂しいところにあり、夜中に訪れるのはちょっと怖そうです( ̄◇ ̄;)
内部は昼間でもちょっと怖く、照明によりオレンジ色に染められたトンネル肌はゴツゴツとした岩肌に、崩落防止のコンクリートを吹き付けただけのような雰囲気。

そして、謎の横穴は、屈めば入れそうな大きさで、かなり深い!

横穴に入っていったら、
軽く迷子になれそうな雰囲気だな!

ホントそれ!

でも・・・
誰か住んでそうな気配もあるな(・∀・)

(゚Д゚)ノ
なかなかこの中に入って行こうという勇気は出なかった・・・

崩落防止と書いたのだが、この奥米隧道、昔はなが~い1つのトンネルだったらしいのですが、中間地点が崩落した事により、2つのトンネルに分断されてしまったのだとか・・・
ってか、ここもそのうち崩落しそうでコワイのだが・・・
無事に奥米隧道を抜けた後は、いよいよキャンプ場へ向かいます!
つづく↓

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