設営35日目
私がキャンプツーリング用に購入したテントです。
何度が使用してみたので、レビューをしてみたいと思います。
小型ですが、2人用とされています。
購入のポイント
キャンプツーリングを目的としていたため、コンパクトで軽量、かつ安価という点を重視して選びました。
2人用としたのは、師匠の勧めで、自分が寝るスペースと、荷物を置くスペースをテント内に確保できるという理由です。
ソロ用や2人用のテントは数多くありますが、このテントを選んだ大きな理由は、収納時の形態がコンパクトであるという点です。
収納時の形態で、40cm×16cm×16cmというのは、テントとしては非常にコンパクトです。
特に、長さが40cmというのは、比較的小さなバッグにも収まるので、キャンプツーリングにはおススメです。
重量は、約2.8キロとなっておりますが、ある程度の強度を確保した上での重量となると、この程度になってしまうのではないかと思います。
なお、カモフラージュ柄というのは、テント本体を覆うフライシートの柄となっています。
フライシートというのは、テント本体を風雨から守るためのシートの事で、コレがあると、雨が降った際にも安心ですし、テント内部の結露対策にも有効となります。
ガラの良し悪しはありますが、キャンプ場ではあまり被らないので、自分のテントを見つけやすくなる事は確かだと思います。
近年では、ネットで購入できる安いソロキャンプ用テントなども多くありますが、フライシートがついていないタイプも多くあります。
安いテントを選ぶ場合でも、ドーム型のテントの場合、フライシートがあるタイプを選ぶ方が良いでしょう。
ちなみに、テント本体の色は、薄い黄土色(Ocher:オーカー)といった感じ。
テント本体のカラーは、フライシートをかぶせてしまえば外からは見えなくなってしまいますが、あまり派手な色だと、寝転がった際に落ち着かなくなる可能性があるので、落ち着いた色を選ぶ方が無難だと思います。
機能性
キャプテンスタッグの製品は、比較的安価な割に機能性に優れたものが多いです。
このテントも、底部は縫製部にシーム処理が施されており、テントをそのまま地面に設置した場合であっても、底部からの水の侵入を防いでくれるようになっています。
シーム処理というのは、縫製部に内側からテープを溶着する処理です。
生地に防水性があったとしても、縫い目には必ず穴が開きます。
生地の穴や、継ぎ目というのは、水やほこりが浸入しやすい場所になります。
このため、シーム処理を施すことで、この穴から水やほこりが浸入する事を防ぐ事ができるのです。
このため、縫い目に対するシーム処理の有無は、安価なテントを購入する際の良し悪しを見定める1つの目安とする事ができるでしょう。
入口は、メッシュと目隠し生地の2重構造となっており、それぞれダブルファスナーで、必要に応じて切り替える事ができます。
ファスナーを開くだけでメッシュにする事ができるという点では便利ですが、開いた部分が下部に垂れ下がるため、出入りの際に踏んづけてしまいます。
出入りという観点からすると、のれんのように上部が本体に接続されている方が気を遣わずにすみそうな気がしました。
テント内部の装備は、メッシュ袋が1つと、ランタンなどを吊り下げる事ができる輪っかがあります。天井部のメッシュ部分に見える三角形の部分がフライシートの換気口になっており、マジックテープで開閉できます。
テント本体の上部は、換気用のメッシュになっており、フライシートが外部を覆うかたちになっています。
おススメ度
通常価格だと1万円以上なのですが、Amazonのタイムセールなどですと、6000円位になっていたりします。
その位の値段でしたら、コスパ的にはかなりおススメできる製品だと思います。
サイズ的には、大人1人が寝るには十分な室内スペースがあります。
二人用とありますが、実際に二人寝るとなると、結構窮屈かもしれません。
ちなみに、普通のカラーリングのテントもあります。
私が購入したテントとコチラのテントの違いは柄のみで、機能面に違いはありません。
その他
テントを張る際には、テントの下面保護や、浸水などを防ぐために、グランドシートというものを敷くのが一般的です。
紹介したテントですと、210cm×130cm程度のサイズのグランドシートがあれば事が足りますが、紹介したテントは、テント本体の前後にフライシートによる荷室を確保する事ができる形態となっています。
もしも、荷室についても荷物の直置きは嫌だ!
といった考えを持つようであれば、6角形のグランドシートを購入すると良いでしょう。
私の調べたところによると、コチラのグランドシートのMサイズが、ジャストフィットするはずです。
ちなみに私は、コチラのグランドシートのLサイズをタープとして使用しています。
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