設営74日目
干し芋、最近ではスーパーなどでも見かけますが、サツマイモの生産量が多い観光地などでよく見かけ、あの歯の裏にくっつくような歯ごたえと、噛めば噛むほど口の中に広がるような甘味がなんとも言えず、たまに食べたくなるんですよね。
今回は、いつも焼き芋ばかりじゃ能が無いと思い、同じ芋なら干し芋もできるんじゃないかと干し芋づくりにチャレンジしてみました( *´艸`)
洗う
まずは芋を洗います。
蜜多めのサツマイモでは、皮の表面に蜜が固まった部分?なのか、黒く硬くなっている部分があったりしますが、これは無理に取らなくても良いと思います。
なるべく皮を傷つけないように、綺麗に洗ってあげましょう!
コロナ禍なんだから、芋を洗うなんてダメだろ!
え?なんで?
だって、“芋を洗う”って、
沢山の人で込み合ってる状態の事ダロ?
確かにそうだけど、
ここではことわざじゃなくて、
本当に芋を洗う事を言ってるの!
茹でる
次に茹でます。
専門的には、蒸す方が栄養素などを閉じ込めることができるようなのですが、茹でる方がお手軽な気がしたので、今回は茹でる事にしました。
茹で時間は、かなり長めに設定する方が良いようです。
某クッ〇パッドのレシピによれば、1時間から1時間半ほど茹でると、甘味が増すと書いてありました。
これに習って私も、1時間半ほどグツグツと茹でました( *´艸`)
しばらく経つと、部屋にサツマイモの良い香りが漂ってきます( *´艸`)
干し芋づくりにチャレンジとか言っておきながら、
作り方はパクリか!
皆が1時間から1時間半茹でているところを
15分で済ます裏ワザとか無いのかよ!
ん~、どうだろう?
圧力鍋とか使うと、
茹で時間を短くできるんだろうか?
次回、試してミロ(・∀・)
皮を剥く
茹で終わったらお湯を切り、素早く皮を剥いていきます。
この作業、すごく熱いので、軍手などのやけど対策をする方が良いでしょう。
皮むきには、割りばしなど、角を引っ掛けられるものを利用して、芋の表面を擦るようにすると、手早く綺麗に剥く事ができるようです。
面倒だからさ、
皮剥かないでそのまま切っちゃえば良いんじゃね?
そういえば、
皮剥かないで干し芋作ったらどうなるんだろう?
皮が硬くなって食べづらくなるのかな?
コレも次回試してミロ(・∀・)
ここで、皮のすぐ下にはふやけやすい薄い層があります。
皮が傷ついて剥けてしまっている場合、茹でるとこの部分が白っぽくふやけます。
皮を剥く際には、この部分まで剥いて、中の黄色味がかった部分を出すようにした方が、干し芋ができた際に色味が良くなります。
ふやける部分は、黒っぽくなりがちです。
また、この部分は干し芋となった際、身の部分に比べて若干硬くなりやすいような気がしましたので、口当たり的にもこの部分まで削ぎ取った方が良いでしょう。
1mmから2mm位の厚みがあるので、削ぎ落すのがちょっともったいないような気がしちゃいますが・・・( 一一)
σ(゚∀゚ )オレなら豪快に
5cm位削ぎ落すけどな!
芋無くなっちゃうよ( ゚Д゚)ノ
沢山残るより、
ちょっとだけ残ってる方が
高級感があるだろ?(・∀・)
干し芋に高級感は要らないんだよ!
切る
皮を剥き終わったら、しばらく冷まします。
冷ました方が形状維持がしやすく、切った際に形が崩れるのを防ぐことができるからです。
切る作業は、タコ糸や釣り糸などを使う人もいるみたいなのですが、私は普通に包丁で切ってしまいました。
切り方は自由で、輪切りや短冊、スライスなど、色々と試してみると、それぞれの食感の違いなどを味わう事ができるので良いかもしれません。
お店などで売られているものは、芋を縦にスライスしたタイプや、スティック状の短冊切りが殆どなので、真似てみたりもしました。
後から感じた事ですが、芋の水分は内側と皮付近では抜け方に差があるようで、輪切りにしたタイプは、短冊状のものや、スライスにしたモノに比べてヒビが入るような感じになったものが多かったような気もしました。
今回、たまたまそうなったのかもしれませんが・・・もしかしたら、市販の干し芋に小口の輪切りタイプをあまり見かけないのには、こうした理由もあるのかもしれません。
わざわざ切らずに
丸ごと干しちゃえばいいじゃねぇか!
干し柿作るのに切るやついないダロ?
た、確かに・・・
でも切る!(; ・`д・´)
たぶん切った方が早くできるし、
食べやすいから!
でも、
“丸ごと干し芋”
見て見たくね?
それはすごく見てみたい(; ・`д・´)
干す
適当な大きさにカットした後は、干します!
干す道具に関しては、適当なザルや新聞紙の上などでも良いような気がしますが、今回私は、ダイソーで売られている干し網(150円/1個)を使う事にしました。
この干し網、1段仕様なのですが、吊り下げ部分がついているので複数段ぶら下げることができます。
元々複数段の干し網に比べると無駄な吊り下げスペースが出来てしまいますが、2段くらいであればそんなに気にする事ではないでしょう。
このダイソーの干し網の使い勝手ですが、普通に使えます。
難を言えば、内部領域へアクセスするための入口が小さいという点でしょうか。
縦方向に一本のファスナーがついているだけなので、大きなものを中に入れようとすると結構大変です。
今回は、スライスした大きな芋を入れようとした際、ファスナーにぶつかって若干削れました(・∀・)
干しの作業は、夜露に当てなければいいといった感じで比較的アバウトにやりました。
夜は室内の比較的涼しい場所
昼間は軒下
ザルで干していて、
鳥に食われちゃってたら
面白いのにな( *´艸`)
いや、
それ、本当にあり得るから
シャレにならねぇぞ( ゚Д゚)ノ
干す日数は好き好きで、2、3日から1週間くらいといった感じでしょう。
今回は、そんなに保存する事が目的ではなく、美味しく食べる事が目的だったので、2日程度としました。
表面がほんのり硬く、噛むとしっとり柔らかで甘味が広がります・・・
うまぁ( ゚Д゚)
干す日数が2日程度だと、まだ芋内の水分は多めで、ジップロックなどに保管しておくと内側に湿気がつきます。
放っておくと多分カビるので早めに食べましょう!
うちの場合、いつのまにか無くなってました( ゚Д゚)
干し芋を長めに保存したい方は、もう少し干す日数を長めにすると良いでしょう。
それにしても今回は色々と課題が出ましたね!
次回、”まるごと干し芋を作る!”に、チャレンジできたらいいなぁ( *´艸`)
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