JAZZのカスタム&レストア(スポーク張替え編)

バイクいじり

設営131日目

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JAZZのカスタム&レストアもいよいよ佳境に入ってきました!今回は、スポークの張替えです!しかし、なぜわざわざスポークを張り替える事にしたのかというと、スポーク車両の宿命で、スポークが錆び錆になってしまったんですね!なかには朽ち果てそうなスポークや、曲がってるスポークも・・・そんな事から、フロントホイールを直したい!となったんですね!
しかし、そもそもJAZZの新品ホイールは、すでに販売されていないのです。そして、程度の良さそうなホイールを探すと・・・すごく高い!
そしてオークションサイトなどでは、中古品のうえ現物を見る事ができない!このため、実際に手元に届いたら残念な状態だった・・・なんて事にもなりかねない。

そこで、だったらスポーク張替えちゃえば良いんじゃね?その方が安くつくかもしれないし、確実に綺麗になるよね?!
と、いう訳で、スポークの張替えにチャレンジする事になったのです!

おさらいとして、JAZZのカスタム&レストアの項目を挙げておきます!
ボアアップ(49cc⇒75cc)
シート表皮の張替え
・スポーク張替え
・タイヤ交換

測る!

素人がスポークの張替えを行う上で最も重要なのは、いかに元の状態に戻すか?!という事だと思います。このため必要とされるのが、事前の計測です!
スポークの長さやリムとハブの段差などはもちろん、測れるところはとりあえず測ってメモしておくようにしましょう!
こうすることで、スポークを組み付ける際の目安ができるからです!

覚える!

こちらを表面とした場合
裏面からもしっかり撮影しておく

そして、スポークを組む時に最も重要なのが、どこからどこに接続されているかという組み方です!今は、スマホなどでサッと写真を撮り、その場で見直す事ができるから楽ですけど、昔は手書きで絵を描いてスポークの向きや、裏表、重なり方なんかを示さないとダメだっただろうから、今よりずっと大変だったんだろうなぁ( ゚Д゚)

まじで、裏、表、36本もどうなってるか描きたくない・・・スマホ、ありがとう( *´艸`)

内側から外側へ向けてスポークを通す孔にInの“I”、外側から内側へ向けてスポークを通す孔にOutの“O”

とりあえず、組み始めの起点とするスポークの配置(内側、外側各1本)を示すアイマークをつけておく事に!とりあえず、どこの孔が内側から外側へ向けてスポークを通す孔(I)なのか、どこの孔が外側から内側へ向けてスポークを通す孔(O)なのかが判れば、1つおきにIとOが繰り返されるので、孔がずれてしまう事が無くなるからです。

外す

こうしてしまったら、もう引き返す事はできない・・・

準備ができたら、いよいよスポークを外します!

スポークは、リムの内側に配置されている“ニップル”と呼ばれるナットのようなパーツを緩める(取り外す)事で、リムとハブの配置間隔を変える事ができるため、スポークを取り外す事が可能となります。

ちなみにJAZZのスポークは、内側から外側へ向けて張るものと、外側から内側へ向けて張るものとで、形状と長さが微妙に違います。具体的には、下のリンクで示した2種類のスポークになります。


【メーカー在庫あり】 ホンダ純正 スポークセットA 11×146 97228-31132-F0 JP店


【メーカー在庫あり】 ホンダ純正 スポークセットA 11×145.5 97604-31131-F0 HD店

スポークの数は、内側から外側へ向けて配置するスポークも、外側から内側へ向けて配置するスポークも18本づつ、全部で36本のスポークが必要になります。

スポーク張り(外側“O”から通すスポーク)

JAZZのスポークは、スポークを孔に通した後にリム側へ倒し込んで対応する孔に先端を固定するという取り付け形態を採ります。そして上で述べたように、スポークには、ハブの内側に向けてスポークを通すタイプと、ハブの外側に向けてスポークを通すタイプが存在します。

このため、最初に外側に向けてスポークを通すタイプの方を張ってしまうと、内側に向けてスポークを通すタイプを張ろうとした際に、外側に向けて通すタイプのスポークに接触してしまい、張る事ができなくなってしまいます。

よって、スポークを張る際には、外側から内側に向けてスポークを通すタイプ“O”のタイプのスポークから張って行きます!

なお、スポークを張って行くと言っても、この段階では“仮止め”です!スポーク張りは、全てが仮止めされてから、バランスを取りながら締め付けていく必要があるからです。

スポーク張り(内側“I”から通すスポーク)

外側から内側へスポークを通すタイプのものを張り終わったら、内側から外側へスポークを通すタイプのものに取り掛かります。なお、この段階ではまだハブが揺れるので、丁寧に取り扱うようにしましょう!

スポークの数が増えてくると、ハブトリムの間に幾何学模様が形成されてきて楽しいですね!

振れ調整

軸孔が小さくて付属のシャフトが通らず、やっつけ的なやり方になってしまった。

ホイールバランサーで、リムの振れを見ながらスポークを締め込んだり、緩めたりしながら張って行きます。なんどか締め込みと緩めを繰り返していると、このあたりを締めるとこちらに振れる・・・といった事が感覚的に解って来るので、根気良く調整してみましょう!

ちなみに、JAZZのホイールのような溶接で形成されているリムは、リム自体に多少の歪みがあるめ、まったく触れを無くすという事は困難だと思われます。

このため、動画のような感じの状態で妥協するのが良いと思います。
※実際、この程度の振れがあったとしても、JAZZの走行には何の問題もありませんでした。

やっとスポーク張りも終わったので、次は仕上げのタイヤ交換です!
チューブタイヤの交換て、苦手なんですよねぇ・・・

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