設営37日目
プラム君、
キャンツーに重要なギアを3つ挙げてみて
師匠、いきなりなんですか( ゚Д゚)?
えーと・・・
ヤル気と
意気込みと
情熱、
そして気合です!(・`д・´)
4つ言ってるね!
そしてギアが1つも入ってない(-“-)
さらに、言い方変えてるけど、
全部同じ意味だから( ゚Д゚)!
3つって言ったのは、
ツッコミどころの事じゃないからね(゚Д゚)ノ
うっ(; ・`д・´)
で、でも師匠、テントとシュラフはわかるけど、
チェアってそんなに重要なんですか?
キャンプは同じ場所に居る時間が長いでしょ?
ずっと立ちっぱなしは当然疲れるし、
しゃがみ込んだ姿勢というのも意外と膝にダメージが来るんだよ。
じゃぁ、
敷物敷いて座ってればいいんじゃないですか?
その方が荷物がかさばらなくて済むし!
何もやらないならそれでも良いけど、
キャンプって、意外と動きまわったりする事も多いから、
その都度立ったり座ったり、
履物履いたり脱いだりするのはめんどくさいでしょ?
それに、焚火とかやる場合には、
地べたに座るよりも、
何かに腰かけている方が視線の位置が良い感じになるんだよ。
へぇ~( ゚Д゚)
”今日の師匠は、正論ばかり言うな(゚Д゚)ノ
師匠らしくない!”
と、そんな会話があったとか、無かったとか・・・
こうした観点から、キャンプなど、長時間同じ場所に滞在し、色々な作業を行ったりする場合には、チェアというのは非常に重要なギアといえるのである。
キャンプツーリングに最も適しているチェアは?
アウトドアチェアというのは、殆どが折りたたみ式であり、その種類やブランドもものすごく沢山あります。
しかしながら、キャンプツーリングに持っていくとなった場合、その種類の選択は1択になります。
ズバリ、タクティカルチェアと呼ばれるタイプの折りたたみチェアです。
タクティカルチェアという呼び名は、ヘリノックス(Helinox)というブランドでの名称になるようですが、座面と背もたれ部分を構成する生地と、チェアを構成する骨組みとを分解して収納することができる折りたたみチェアの事で、様々なメーカー、ブランドから、同様なタイプチェアが販売されています。
私が購入したのは、(Duomishu)というブランド?のもので、上述したヘリノックスのタクティカルチェアを参考にして作成された思われる商品です。
“参考にした”という風に書いたのは、単純なコピーでは無く、基礎的な部分は模倣しつつ、工夫を加えている部分もあるからという事からです。
もうハッキリ言っちゃえよ!
パチモンだろ?
口悪いな(゚Д゚)ノ
いや、物はしっかりしてるんだよ!?
二番煎じとか、三番煎じとかではあるとは思うけど・・・
実際にはどんなもの?
同タイプのチェアは、ほぼ同じ形態、およびサイズだと思うので、参考までに!
私が購入したチェアは、長さ約36cm、高さ約12cm、奥行き約13cmと、一般的なビジネスバッグにも入ってしまう程度の収納袋に収まる品物です。
サイズ的には、長さがちょっと長い2Lのペットボトルって感じか!?
うん、そうだね!
でも、重さが約1.2kgだから、2Lのペットボトルよりもかなり軽く感じるね!
収納袋内には、座面と背もたれ部分を構成する生地と、チェアを構成するフレームを折りたたんだ状態で収納できます。
[生地]
生地は、900Dオックスフォードとされています。
900Dというのは、糸の太さ(重さ)を示す単位で、“デニール”と呼ばれ、糸9000mあたりの重量(g)なのだそう。
つまり、900Dとは、構成されている糸9000mあたりの重さが900gであるという事を意味します。
ちなみに、テントなどに用いられる素材は、70Dから200D程度なので、しっかりした素材である事をうかがい知る事ができます。
オックスフォードというのは、生地の織り方の名称で、縦横の糸を2本づつ交互に交差させた平織り生地の事を言います。
イギリスの都市や大学に関係あったり、牛にちなんだ何かがあるのかと思ったら、全然関係ないんだな( ゚Д゚)
そ、そうだね(-_-;)
フレームへの取り付け部分には、補強材が入れられていると共に、縫製の補強もなされているため、安心感があり、取り付けた後は、ちょっとした事で外れてしまう事が無いようなフィット感があります。
背もたれ部分と座面の一部にはメッシュ素材が配されており、長時間座っている場合でも、蒸れにくくなっています。また、背もたれ部分をメッシュ素材で構成することにより、取り付け時の上下(どちらが座面でどちらが背もたれになるか)を簡単に把握する事ができます。
また、背もたれ部分の両サイド外側には、小物入れ用のポケットが設けられており、ドリンクやスマートフォンなどを入れる事が可能となっています。
[フレーム]
フレームは、表記上7075アルミにより構成されたパイプが、樹脂製のジョイントに対してゴムの引っ張り作用により嵌め込み接続される構造となっています。
7075アルミというのは、亜鉛(Zn)とマグネシウム(Mg)、そして銅(Cu)を添加して熱処理したアルミ合金で、超々ジュラルミンとも呼ばれ、現代のアルミ合金の中で最も高い強度を誇ると言われています。
なお、販売元のサイトには、体重80kgの男性がフレームの横棒の上に乗っても曲がらないとされています。
私はそんなに体重はありませんが、怖いので実際に曲がらないのかについての実験はしていません。
ハンマーでぶっ叩いてみた!
とかの実験が無いとレビューとして意味なくね?
そ、そんな事ないでしょ(;´・ω・)
ていうか、椅子のフレームをハンマーでぶっ叩くことが前提の人の方が少ないでしょ?
そう言われれば( ゚Д゚)
椅子のフレームは、人をぶっ叩くためのもので、ハンマーでぶっ叩くものじゃないよな!
それ、プロレスの反則技だから!(゚Д゚)ノ
一般的にやられる事じゃないよ?(/・ω・)/
強度的には、フレームのパイプよりも樹脂製のジョイントの方が心配ですが、何度か使用した感じでは、引っ掛かりや欠け、ゆがみなどは生じていません。
経年的に疲労が早いのは、ジョイントにフレームパイプを引き付けるゴムなのではないかと思います。
この製品の工夫点は、フレームの足部分に高さ調整機能が備えられている点です。
前後の足にそれぞれ3段階の調節が可能とされており、前後の高さを変える事で、背もたれの倒れ具合の調節なども可能です。
[チェアとして]
チェアとして使用した感じは、安定感もあり、背もたれ部分もしっかりしているため、ゆったりと座る事ができます。
耐荷重は150kg(同様な製品の販売サイトでは、耐荷重150kg~160kgの製品がほとんど)とされているため、一般的な体型の人なら、男性、女性を問わず、使用に支障はないと思います。
耐荷重が高いため、多少乱暴に腰かけたりしても、がギシギシ鳴る事はありません。
また、収納袋(チェアとして使用する際は、座面の下にひっかける事で小物入れにもなる)も含めた重量が約1.2kgであることより、持ち運びも非常に楽です。
焚火などで風向きが変わり、煙が来た際などにも、サッと移動させることができます。
軽いんだな!
そうだね!
そして、チェアとしてのサイズも、高さ約64cm(背もたれ部)、幅約57cmになるから、窮屈な感じがしなくて良いよ。
残念ながら、現在は、全く同じ物に関して在庫が無い状況となっておりますが、同様な機能を持つチェアは次のような物があります。お値段も2000円台から3000円台(Amazon価格)と、お手頃で、収納にも邪魔にならないので、1つか2つストックしておくと、ハイキングやイベント事(運動会など)に便利かもしれません。
高さ調節はできませんが、お得な2脚セットとしては、このようなものがあります。Amazonでは2脚セットで5000円程度ですが、楽天やYahoo!では、7000円前後とかなりの価格差がありました(2021年1月調べ)。
また、このタイプのチェアの本家本元とも言えるヘリノックスのタクティカルチェアはコチラ↓
こちらは、ハイブランド品である事より、お値段は1万円超えと、ちょっとお高めです。
※設営1日目から12日目を吹き出しを入れたかたちにリライトしました。
お時間があれば、見てやってください♪
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