北海道、苫小牧のキャンプ場で、テント内でガスボンベが爆発し、男女5人が怪我をするという事故がありましたね。状況としては、テントの中に設置していたストーブの近くにガスボンベが置かれていて、それが爆発したらしいとのこと。
非日常の中でお酒を飲んで気分が良くなり、状況把握がおろそかになっていたのかもしれませんが、最低限の危険予測ができないのであれば、自然の中(キャンプ場が自然の中というのかは別として)に身をおくという行為自体を避けるべきではないかと思ってしまう。
今回はたまたまテントの中での出来事であり、周囲に人がいなかった事から、当事者以外の被害は出なかったものの、一歩間違えれば、落ち度の無い周囲の人も巻き込んでいたという危険は十分にあり得たわけですからね・・・。
キャンプに行けない
さて、私はというと、仕事が忙しくなると共に、色々と外出がはばかられる昨今、なかなかキャンプにも行けなかったりする。
しかし、キャンプには行けなくても、キャンプに行くという妄想は膨らむばかり。
ネット通販が普及している近年では、そうした妄想のふくらみは非常に危険なのである。
何が危険って、指先の加減1つで物が購入できてしまう事ですよね。
まぁ、この危険は上の事件とは異なり、周りに被害を与えないし、若干自ら危険に飛び込んでいっている感はあるんですけどね・・・
そして、ついついポチリと、すぐに使わない(使えない)キャンプギアなどを購入してしまうという罠にハマるわけですよ。
そんな訳で今回は、私が(うっかり)買ってみたキャンプギアの一部をご紹介してみたいと思います。ちなみに、今のところブランドに拘ってはいないので、安くて使えそうなものを選んでみているんですけど、未だ使用できていないというのが実状です。
このため、使い心地に関するレビューは、キャンプ実践の後に行いたいと思います。
タープを買ってみた
キャンプと言えばテントとシュラフですが、“らしさ”を求めるのなら、やはりタープは欠かせない!そんな思いからタープの購入に踏み切ってみました。
ちなみにタープというのは、キャンプを行うサイトに日よけや雨避け、あるいはそれ自体をテント替わりとして張る布のようなモノです。
ところで、有名ブランドのタープは丈夫でおしゃれ、そしてポリコットンという燃えにくい素材でできていたりするのだけど、それだけで数万円しちゃったりするんです。
え?布に数万円?まぁ、もちろんただの布ではなく、丈夫で耐水性もあり、オシャレで使いやすかったりするのですが、ぶっちゃけ緊急な用途的には数百円で購入できるブルーシートで代用が利いちゃうわけですよ!
そうしたものに数万円!
オシャレキャンプをやりたい!という意気込みがないと悩んじゃいますよねぇ。
そんな中、今回私が購入したタープは、“タープにも使えるグランドシート”的なものです。6角形で今風のオシャレな雰囲気を出しており、レビューにも、「タープとして使ってみた」的な事が書かれていたからです。ちなみに、サイズはL型で、対角寸法が315cm、対辺寸法が270cmというサイズなので、室内ではなかなか広げてみる事ができませんでしたが、サイト画像ではこんな感じ。
なんとオマケでロープまで付いている!
と、思いきや、このロープ、タープとして使うにはちょっと短すぎる!
長さが60cm位しかない( ゚Д゚)グランドシートの抑え綱として使用するものなのだろうか?(; ・`д・´)
ろころで、オマケのロープには“自在金具”という長さ調節用の金具がついて来ていたのだが、この取り付けがなぜか逆( *´艸`)
これではロープを引っ張った際に摩擦力が働かず、ズルズルとズレてしまう^^;
まぁ、アレ?と思うところはあるものの、このサイズで水を貯めて運べるほどの耐水性を備え、ロープを結ぶ部分は二重縫製になっているのに、お値段は3000円未満とお買い得( *´艸`)
さらに、購入時はセール価格で2000円ちょっと( *´艸`)
この値段なら、数回の利用でボロボロになってしまってもまぁ仕方ないと思う事ができますよね^^
ポールを買ってみた
タープを購入したら、それを立てるためのポールが必要だ!
もちろん、ポールがセットになって売っている場合もあるが、今回購入したタープは格安品な上、グランドシートとしての用途がメインなような代物。
当然オマケのポールなどついてくるはずがない!
仮にポールがオマケでついてきたとしても、ちょっとした風や衝撃でグニャリと曲がってしまうような物だろう!
そんな思いから、2本セット、アルミ、ある程度の太さ(強度)があるものを探してみた。
もちろん、キャンプツーリングを主体とした道具選びであるから、収納時の長さ寸法は40cm~60cm程度が限度として考えてみた。
そうした観点から購入したのが、コレだ!
光沢のあるブラックが美しく、先端のひっかけ部分には滑り止め加工も施されていてなかなか良い。太さは19mmと少し細めだが、1本あたり190cmの長さであり、タープもソロ用のミニサイズであれば、それほど強度の心配をしなくても良いであろう。
こうしたポールは、折りたたみができるジョイント型と、プッシュアップ型(太い筒の中に細い筒を入れて伸び縮みするようにした構造)が一般的だが、プッシュアップ型は収納サイズが意外と長いため、キャンプツーリング用には分解折りたたみができるジョイント型が良いだろうと考えたのだ!
そして、ジョイント型の良いところは、その組み合わせにより、2本のうち1本を短くし、他の1本を長くするという使い方もできるという点であろう。
つまり、2本のうちの1本を150cm程度にセットした場合は、他の1本は、230cm程度の長さにする事ができるのです。このようにセットした場合、タープに角度をつけて、ちょっとカッコよく張る事もできちゃったりするんですよね。
Sutekus アルミ製 テント タープ ウイング 用 アジャスタブル ポール 直径19mm 総長190cm 2本セット (ブラック)
さて、タープとポールは買ったけど、これを設営するためにはロープが必要なんです。だって、付属のロープじゃ短すぎますからねぇ。
そんな訳で次回は、ロープを含む2段目の購入品について紹介してみたいと思います。
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